肩幅50cmという数値を目にしたとき、「これって自分に合うサイズなの?」「大きいの?普通なの?」と迷ったことはありませんか。
服を買うときにサイズ表を見ても、肩幅の数値だけではなかなかイメージがつかみにくいものです。特にオンラインショッピングでは試着ができないため、数字だけを頼りに選ぶ難しさを感じている方も多いはずです。
肩幅は、服の見た目やフィット感を大きく左右する重要な数値です。ここがずれると、どんなに気に入ったデザインでも着こなしが台無しになってしまうことがあります。
この記事では、肩幅50cmというサイズを軸に、日本人男性の平均との比較から服の種類別のサイズ感、コーディネートのコツまで幅広く解説しています。サイズ選びで悩む機会が減って、ファッションをもっと楽しめるきっかけになれば嬉しいです。
結論:肩幅50cmはどのくらいのサイズ?一言で解説
肩幅50cmの男性はどんな体型?
肩幅50cmというのは、男性の体型でいうと「しっかりとした上半身」を持つタイプといえます。
肩幅50cmは、一般的にがっしり体型・逆三角形体型・スポーティな体格に分類されることが多い数値です。ただし、肩幅だけで体型が決まるわけではなく、身長や胸囲・ウエストとのバランスによって印象はかなり変わります。
たとえば身長175cmの男性が肩幅50cmの場合、比率的には「肩幅がしっかりある」印象になります。一方で身長185cm以上の方であれば、同じ50cmでもやや細身に見えることもあります。
肩幅は「左肩の端から右肩の端まで」の横幅を指しており、筋肉量や骨格によって個人差が出やすい部位です。スポーツ経験者や筋トレをしている方は、同じ身長の一般男性よりも肩幅が広いケースがよく見られます。
肩幅50cmは日本人男性の平均と比べて大きい?
日本人男性の肩幅の平均は、一般的に43〜46cm前後といわれています。これは身長170cm前後の成人男性を基準にした目安です。
| 身長の目安 | 平均的な肩幅の目安 |
|---|---|
| 160〜165cm | 40〜43cm |
| 165〜170cm | 42〜44cm |
| 170〜175cm | 43〜46cm |
| 175〜180cm | 45〜47cm |
| 180cm以上 | 47〜50cm以上 |
この表を見ると、肩幅50cmは身長180cm前後の方の平均上限か、それを少し超える水準にあることが分かります。つまり肩幅50cmは日本人男性の中では「大きめ」に分類される数値です。
もちろん身長が高い方や筋肉質な方にとっては自然な数値ですが、一般的な既製服のサイズ設計ではLサイズ〜XLサイズに相当することが多くなります。肩幅が平均を超えているということは、首周りや袖幅など他のサイズとのバランスも考えて服を選ぶ必要があるということです。
体型の個性として「肩幅が広い」ことを生かしたコーディネートを楽しむ視点も大切です。がっしりした肩のラインは、テーラードジャケットやシャツをきれいに着こなしやすいという利点があります。
肩幅50cmに対応する一般的な服のサイズ(S/M/L目安)
肩幅50cmの方が一般的な服を選ぶ際に、まず確認したいのがS/M/L/XLなどのサイズ展開です。
| サイズ表記 | 肩幅の目安(メンズ) | 肩幅50cmとの適合性 |
|---|---|---|
| S | 40〜43cm | 小さい(肩が張り出す) |
| M | 43〜46cm | やや小さい(肩がつっぱることも) |
| L | 46〜48cm | 若干タイト〜ジャスト |
| XL | 48〜51cm | ほぼジャスト〜ゆとりあり |
| XXL | 51〜54cm | 余裕あり(身幅が大きくなりがち) |
この目安から分かるように、肩幅50cmの方はLサイズでは少し窮屈に感じることが多く、XLサイズがフィットしやすい傾向にあります。ただしブランドやアイテムによって設計が異なるため、必ず商品ごとのサイズ表を確認することが重要です。
国内ブランドと海外ブランドでは、同じ「L」でもサイズ感が大きく異なります。たとえばユニクロなどの日本ブランドはやや細身・小さめに作られていることが多く、一方でグローバル展開のブランドはゆとりを持たせた設計になっているケースがあります。
肩幅は服の中でも特に「合わないと一目で分かる部位」なので、他の数値(胸囲・身幅など)が合っていても肩だけが合わないと全体のシルエットが崩れてしまいます。サイズ選びの最初の基準として、肩幅を最優先に考えることをおすすめします。
肩幅50cmとは?基礎知識と測り方
肩幅の定義と測定箇所
「肩幅」という言葉は日常的によく使いますが、実は「どこからどこまでを測るか」によって数値が変わる、意外と定義があいまいな用語です。
服のサイズ表に記載されている「肩幅」は、衣服を平置きにした状態で左右の肩の縫い目(肩点)の間を直線で測った寸法のことです。体の肩幅を直接測る「着体寸法」とは異なる点に注意が必要です。
体の肩幅(着体寸法)は、首の根元から肩の骨の出っぱり(肩峰)までを左右合わせた距離です。この数値が服の肩幅と完全には一致しないことが多く、特にゆとりを持たせたデザインの服では服の肩幅が体の肩幅より数cm大きく作られています。
この違いを知っておくと、サイズ表を正確に読み取る力が上がります。「服の肩幅50cm=自分の肩幅50cmで選べばいい」とは限らないので、服の種類やブランドごとの設計思想を踏まえて判断することが大切です。
正確な肩幅の測り方(セルフ計測の手順)
自分の肩幅を正確に測るには、できれば誰かに手伝ってもらう方が精度が上がります。一人でも測れますが、鏡を使いながら行うと誤差を減らせます。
- 背筋をまっすぐ伸ばして自然に立つ(前かがみにならないよう意識する)
- 両腕を自然に下ろした状態にする(力を入れて肩を張らない)
- 片方の肩の骨の出っぱり(肩峰)にメジャーの端を当てる
- 首の後ろを通る最短距離ではなく、背中の上部を水平に測る
- 反対側の肩峰まで測ったら数値を記録する
測るときのポイントは「力を抜いた自然な姿勢で測ること」です。肩に力が入っていると本来より広く測れてしまいます。
メジャーは体に沿わせて水平に当てること。斜めになると数値が大きく出てしまうので注意が必要です。また、同じ条件で2〜3回測って平均を取ると、より信頼性の高い数値が得られます。
自分で正確に測るのが難しいと感じる場合は、テーラーや百貨店の紳士服売り場などで採寸してもらうのも良い方法です。スーツを選ぶ際などに無料で測ってもらえることが多く、正確な数値が手に入ります。
肩幅・身幅・身丈など混同しやすいサイズ用語の違い
服のサイズ表にはさまざまな用語が並んでいますが、似たような言葉が多くて混乱することがあります。特に「肩幅」「身幅」「身丈」は間違えやすい代表的な用語です。
| 用語 | 測定箇所 | 意味・ポイント |
|---|---|---|
| 肩幅 | 左右の肩点の間(服を平置きした状態) | 上半身のシルエットを決める最重要寸法 |
| 身幅 | 脇の下を通る最も広い部分の横幅(片側)×2 | 胸・お腹まわりのゆとりに影響する |
| 着丈(身丈) | 首の後ろから裾までの長さ | 丈感・ルーズ感に直結する |
| 袖丈 | 肩点から袖口までの長さ | 袖の長さ。腕の長さとの兼ね合いで選ぶ |
| 袖幅(袖口幅) | 袖口の開口部の幅 | 手首・前腕の太さに合わせて確認 |
肩幅と身幅は特に混同しやすいので注意が必要です。肩幅は「横に広がる上辺の幅」、身幅は「胴体の横方向のゆとり」と覚えておくと分かりやすいでしょう。
肩幅と身幅は別の数値なので、どちらも確認しないとフィット感を正確に把握できません。たとえば肩幅がぴったりでも身幅が小さければ腕を動かしにくくなりますし、逆に身幅が合っていても肩がずれていると見た目が崩れます。
着丈も意外と重要で、同じトップスでも丈が短いとカジュアル・スポーティな印象になり、長めだとリラックスした雰囲気やモード感が出ます。自分の体型や好みのシルエットに合わせてバランスを取ることが、服選びの基本といえます。
肩幅50cmのサイズ感を服の種類別に確認する
Tシャツ・カットソーの場合
Tシャツやカットソーは素材にストレッチ性があることが多く、肩幅50cmでもLサイズやXLサイズが比較的選びやすいカテゴリです。
肩幅50cmの場合、Tシャツはフィットシルエットを選ぶならXL、ゆったりオーバーサイズで着たいならXXLも選択肢に入ります。コットン100%のジャストサイズTシャツをスタイリッシュに着こなしたい場合は、肩の縫い目がきっちり肩のラインに乗っているかを確認するのが重要なポイントです。
カットソー素材はフィット感が出やすいため、ジャストサイズで着ると筋肉質な体型が強調されます。すっきり見せたい方はワンサイズ上でゆとりを持たせるスタイリングも有効です。
シャツ・ブラウスの場合
ドレスシャツやカジュアルシャツは、素材がほぼ伸びないため、肩幅のサイズ選びが特に重要になります。
肩幅50cmのシャツ選びでは、肩の縫い目が肩のラインの先端にピタリと合うサイズを選ぶことが大前提です。縫い目が内側(首側)にずれていると肩が窮屈で腕が上げにくくなり、外側(腕側)にはみ出すと袖が余ってだらしなく見えます。
既製品のシャツで肩幅50cmをカバーできるものは国内ブランドでは少なめで、XLサイズが対応することが多いでしょう。ただしXLにすると身幅や着丈が大きくなってしまう場合があるため、インターネットや店頭で詳細なサイズ表を必ず確認することをおすすめします。体型に合わせた微調整が必要な場合は、パタンナーのいるテーラーでの補正も有効な手段です。
ニット・スウェットの場合
ニットやスウェットは素材のストレッチ性と着丈・肩のドロップ感によってサイズ感が大きく変わるカテゴリです。
特に「ドロップショルダー」と呼ばれる肩線を意図的に下げたデザインは、肩幅50cmの方にとってサイズ選びが少しラクになります。縫い目が肩より少し外側(腕側)に設定されているため、肩幅の大きな方でも窮屈感を感じにくいのが特徴です。
ニットのジャストサイズは、肩線と自分の肩峰(肩の骨の先端)が一致しているかどうかで判断するのが基本です。素材に適度なリブ感があるニットは体に馴染みやすいのですが、洗濯後に縮む素材も多いため、購入前に洗濯表示と素材の特性を確認しておくと安心です。
ジャケット・スーツ上衣の場合
ジャケットやスーツ上衣は、服の中でも特に肩幅の合否が見た目に直結するアイテムです。
ジャケットの場合、肩の縫い目が肩峰より内側に入ると「肩が引っ張られる」ように見え、外に出すぎると「脱げかかった」印象になります。どちらもスマートさを損なうため、肩合わせは最優先で確認すべき項目です。
肩幅50cmに対応するジャケットはXLサイズになることが多く、既製品では身幅・胸囲が同時に大きくなるため、場合によっては身幅を詰める仕立て直しが必要になることもあります。特にビジネス用のスーツでは、細部のフィット感がプロフェッショナルな印象に直結するため、丁寧なサイズ合わせが欠かせません。
コートの場合
コートは中にジャケットやニットを着込むことを前提とした設計になっているため、ジャケット単品よりも「ゆとり」が重要なアイテムです。
肩幅50cmの場合、コートではインナーとして最も厚みのある服(ジャケットやスウェット)を着た状態でサイズを合わせるのがおすすめです。インナーの厚みを考えずにジャストサイズで選ぶと、冬場の着込んだときに肩や背中が窮屈になることがあります。
コートのシルエットはアウターの中でも特にコーディネート全体の印象を決めるアイテムです。チェスターコートはすっきりした縦ラインが出てスマートに見えますし、テーラードラインのコートは肩幅のある方が着るとトレンチコート以上に貫禄が出る着こなしになります。
デニム・パンツとの着こなしバランス
上半身の肩幅と下半身のボリュームのバランスは、コーディネート全体のシルエットを決める大切な要素です。
肩幅50cmのように上半身がしっかりしている場合、下半身をスリムなパンツでまとめることで縦長のシルエットが生まれ、すっきりした印象を作れます。逆にワイドパンツやバギーデニムを合わせる場合は、上半身もオーバーサイズにしてボリュームのバランスを取るのがスタイリッシュに見せるコツです。
上下のボリュームバランスが均等になりすぎると全体的にずんぐりした印象になるため、どちらかに重心を寄せるシルエットを意識することが重要です。たとえば「トップスはジャストサイズ+スリムパンツ」「トップスはオーバーサイズ+テーパードパンツ」のように、上下のどちらかをフィットさせてバランスを取る方法が覚えやすくておすすめです。
肩幅50cmの人が服を選ぶときのポイント
肩幅50cmに合う身幅・身丈の目安
肩幅が50cmに対して、身幅と身丈はどの程度を選べばいいのか。これはシルエットの好みや着こなしのスタイルによって変わりますが、基本的な目安を押さえておくと選びやすくなります。
| シルエット | 身幅の目安 | 着丈の目安 |
|---|---|---|
| ジャストフィット | 50〜54cm(片側) | 67〜70cm前後 |
| ゆったり普通 | 55〜58cm(片側) | 70〜74cm前後 |
| オーバーサイズ | 59cm以上(片側) | 75cm以上 |
身幅の数値は「服を平置きにした状態での片側の幅」なので、実際の身幅は表記の2倍になる点に注意してください。身幅が狭すぎると脇がつっぱって腕を動かしにくくなりますし、広すぎると袋状になってだらしない印象になります。
自分の好みのシルエットを言語化しておくと、サイズ表を見たときに「どれを選べばいいか」の判断がしやすくなります。「スタイリッシュに見せたい」「ルーズに着たい」「動きやすさを重視したい」など、目的に応じた基準を持つことが服選びの精度を上げる近道です。
着丈については、着用時に腰骨のあたりに裾がくる丈感がもっとも汎用性が高く、デニムにもスラックスにも合わせやすい基本の長さといえます。
肩幅50cmで太って見えないシルエットの選び方
肩幅がしっかりある方の悩みの一つが「太って見える」「がっちりしすぎて見える」という点です。服の選び方次第でこの印象はかなり変わります。
縦のラインを強調するアイテムや、Vネック・深めのUネックなど首元に縦方向の抜けを作るデザインを取り入れると、すっきりとした印象が出やすくなります。逆に横のラインを強調するボーダー柄や、肩回りにボリュームが出るデザイン(パフスリーブやラグランスリーブなど)は、上半身のシルエットをさらに大きく見せる場合があるので注意が必要です。
色の明暗でも印象は変わります。黒やネイビーなど暗い色のトップスは膨張感を抑えやすく、ホワイトやライトグレーは膨張感が出やすい傾向があります。とはいえ「白を着てはいけない」ということではなく、素材の質感や着丈・シルエットとのバランスを見ながら判断するのがおすすめです。
肩幅50cmに似合うスーツのフィット感と身幅調整のコツ
スーツは「体型に合わせたフィット感」が最もシルエットに影響するアイテムです。肩幅50cmの方がスーツをきれいに着こなすためには、いくつかのポイントを押さえておくと役立ちます。
まず最重要なのは「肩の縫い目の位置」です。先述のとおり、縫い目が肩峰にぴったり合っていることが基本で、これがずれると全体のバランスが崩れます。肩の縫い目が合った状態でジャケットを着て、そこから身幅・バスト・ウエストのフィット感を確認していくのが正しい順序です。
スーツの肩合わせは全体のフィット感の土台になるため、肩の縫い目の位置から選ぶことが鉄則です。仮に肩以外のサイズが少し大きくても、身幅詰めや袖丈調整は比較的対応しやすい補正です。しかし肩の縫い目のズレを直す補正は難易度が高く、費用もかかる傾向があります。最初の選択で肩を優先する理由はここにあります。
肩幅50cmでXLサイズのスーツを選んだ場合、身幅が大きすぎることがあります。そんなときは、仕立て直しで「身幅詰め(サイドシーム補正)」を行うと、シルエットが大幅に改善されます。百貨店の紳士服フロアやテーラーに相談すると見積もりを出してもらえます。
ネットショッピングでサイズ失敗しない方法
ネット通販でのサイズ失敗を減らすには、自分のサイズを正確に把握することと、商品のサイズ表を細かく確認する習慣が欠かせません。
- 自分の肩幅・身幅・着丈・袖丈の数値をメモに記録しておく
- 商品ページの「商品のサイズ」を必ず確認し、体型比較ではなく服の実寸を基準にする
- レビューの「サイズ感」コメントを参考にする(特に自分と似た体型のレビュアーの意見)
- 返品・交換ポリシーを購入前に確認しておく
特に注意したいのが「S〜Mサイズ対応」「フリーサイズ」という表記です。これらは最大サイズが明示されていないことが多く、肩幅50cmの方には小さすぎることがあります。必ず実寸の肩幅を確認してから注文するようにしましょう。
ブランドごとにサイズ感が大きく異なるため、初めて購入するブランドでは最低でも2サイズ分の実寸を確認し、自分の実測値と比較する習慣を持つことをおすすめします。一度でも「失敗なしで買えた」ブランドのサイズ感を自分の中に蓄積していくと、次第に精度の高い選択ができるようになります。
肩幅50cmに対応するメンズサイズ表(XS〜3XL比較)
XS・Sサイズの肩幅の目安
XSとSは、細身・スリムな体型の方に向けた設計のサイズです。
| サイズ | 肩幅の目安 | 対応する身長の目安 |
|---|---|---|
| XS | 38〜41cm | 155〜163cm前後 |
| S | 41〜43cm | 163〜168cm前後 |
肩幅50cmの方にとってXS・Sは8〜12cmほどの差があり、着用するとほぼ確実に肩が窮屈になります。袖も腕の付け根からずれてしまい、腕が上げにくくなる場合があります。
ファッション的に「細めのシルエット」に挑戦したい場合でも、肩幅50cmでSサイズを選ぶのはリスクが高いといえます。特にシャツやジャケットなど伸縮性のないアイテムでは、着用自体が難しい場合もあります。
M・Lサイズの肩幅の目安
MとLは日本の既製品でもっとも流通量が多いサイズで、身長165〜175cm前後の標準体型向けに設計されていることが多いです。
| サイズ | 肩幅の目安 | 対応する身長の目安 |
|---|---|---|
| M | 43〜46cm | 168〜173cm前後 |
| L | 46〜48cm | 173〜177cm前後 |
肩幅50cmの方がMを選ぶと約4〜7cm小さく、肩が引っ張られる感覚になることがほとんどです。Lでも約2〜4cmの差があり、普通の体型なら余裕が出るサイズですが、肩幅の大きい方にとっては少し窮屈に感じることがあります。
肩幅50cmの方がLサイズを選ぶ場合は、肩の縫い目の位置と腕の動きやすさを必ず確認してから購入することをおすすめします。特にカジュアルなTシャツやカットソーでは、素材の伸縮性がカバーしてくれることもあるため一概にNGとはいえませんが、シャツやジャケットではLサイズで対応できないケースが多くなります。
XL・XXLサイズの肩幅の目安
XLとXXLは、大柄な体型や筋肉質な体型の方に向けたサイズ帯です。
| サイズ | 肩幅の目安 | 対応する身長の目安 |
|---|---|---|
| XL | 48〜51cm | 177〜182cm前後 |
| XXL | 51〜54cm | 182〜188cm前後 |
肩幅50cmの方にとって、XLサイズはもっとも基本的な選択肢になります。肩幅の差が1〜2cm程度におさまるため、多くのアイテムでジャストサイズに近い状態で着用できます。
肩幅50cmのベースサイズはXLが基本と考えておくと、サイズ選びの判断が速くなります。XXLを選ぶのは、ゆとりを重視するアウターやニット、あるいはオーバーサイズのスタイリングを狙うときに限定するのが自然です。XXLにすると身幅や身丈も大幅に大きくなるため、上半身全体がだぶついた印象になる場合があります。
3XL・4XLサイズの肩幅の目安
3XL以上は大きいサイズ専門ブランドやビッグサイズラインで展開されているサイズで、国内の一般的なブランドでは取り扱いが少ない場合があります。
| サイズ | 肩幅の目安 | 対応する身長の目安 |
|---|---|---|
| 3XL | 54〜57cm | 188〜193cm前後 |
| 4XL | 57〜60cm | 193cm以上 |
肩幅50cmの方が3XL以上を選んだ場合、肩の縫い目が腕にかなり下がり、袖が余ってだぶつく可能性があります。オーバーサイズデザインのアイテムでは意図的にこのサイズを使うことも一つのスタイルですが、普通のシルエットとして着る場合には選択を避けた方が無難といえます。
3XL以上を選ぶ際は、肩幅だけでなく着丈・袖丈・身幅のすべての数値を必ず確認し、全体のバランスを総合的に判断することが重要です。大きいサイズでのコーディネートは、Iラインのシルエットを崩さないように工夫することがスタイリッシュに見せるポイントになります。
肩幅50cmにまつわるよくある質問(Q&A)
肩幅50cmは大きい?それとも普通?
「肩幅50cmは大きいのか普通なのか」という疑問は、自分の体型がどう見られているかを知りたいという気持ちから来ることが多いと思います。
結論からいうと、日本人男性の平均(43〜46cm前後)と比較すると、肩幅50cmは「やや大きめ〜大きい」に分類される数値です。ただし「大きい」というのは体型の個性であり、ネガティブな意味ではありません。
身長が180cm以上の方にとっては自然な数値ですし、スポーツや筋トレをしている方であれば、体格に見合った肩幅といえます。「自分の肩幅が大きいから服が選びにくい」と悩む方も多いですが、サイズの見方を理解すると選択肢は意外と広がります。
肩幅50cmに合うジャケットのサイズはどれ?
肩幅50cmに対応するジャケットのサイズはXLが基本の目安になります。ただし、ブランドやシルエットによって実寸は異なるため、必ず商品の実寸サイズ表で肩幅の数値を確認することが大切です。
「サイズ表記のLかXLか」ではなく「実寸の肩幅が何cmか」を基準にジャケットを選ぶことが、失敗を避けるための最短ルートです。特にジャケットは「肩合わせファースト」が鉄則なので、肩幅の実寸から逆算してサイズを選ぶことをおすすめします。
試着できる場合は、腕を前に伸ばして肩が突っ張らないか、後ろに引いたときに肩の縫い目がずれないかを確認してみましょう。
肩幅50cmの場合、スーツはどこで買うのがよい?
肩幅50cmの方がスーツを購入する選択肢は、大きく分けて「既製品(吊り下げスーツ)」「イージーオーダー」「フルオーダー」の3種類があります。
コストと品質のバランスを考えると、イージーオーダーが肩幅50cmの方にとってもっともおすすめの選択肢になることが多いです。既製品のXLベースにサイズ調整を加えるスタイルで、体型に合ったフィット感を比較的リーズナブルな価格で実現できます。
百貨店や専門店では「イージーオーダー(パターンオーダー)スーツ」を扱っているブランドが多く、採寸の上でサイズを微調整したものを注文できます。5〜10万円前後から対応しているブランドも多く、既製品のXLを補正に出すよりもトータルコストが低く収まることもあります。
肩幅50cmでも既製品で対応できる?オーダーが必要?
日常のカジュアルウェア(Tシャツ・カットソー・ニット・デニムなど)については、XLサイズを中心に既製品でほぼ対応できます。素材のストレッチ性や、ドロップショルダー設計のアイテムを活用することで、多くのシーンで既製品を楽しめます。
一方でスーツ・ジャケット・ドレスシャツといった「フォーマル寄りのアイテム」では、既製品では肩幅と身幅・胸囲のバランスが取りにくいことがあります。こうしたケースでは、購入後に補正を依頼するか、イージーオーダーやフルオーダーを検討することをおすすめします。
カジュアルは既製品のXL、フォーマルはオーダーまたは補正込みで対応するという二段構えが、肩幅50cmの方にとって現実的な方針です。どちらも「肩幅の実寸を基準にして選ぶ」という点は変わりません。
まとめ:肩幅50cmの人が知っておきたいこと
肩幅50cmという数値は、日本人男性の平均(43〜46cm程度)と比較するとやや大きめに分類される体型です。既製品ではXLサイズが基本の目安となりますが、ブランドやアイテムごとに実寸が異なるため、常に「サイズ表の実寸」で確認する習慣が大切です。
服を選ぶときは肩幅だけでなく、身幅・着丈・袖丈とのバランスも一緒に確認するとサイズ失敗が減ります。Tシャツやニットなど伸縮性のある素材では既製品のXLで対応しやすいですが、シャツやスーツなど伸びない素材のアイテムは肩幅合わせをより慎重に行う必要があります。
スーツやジャケットについては、肩の縫い目の位置が合っているかを最優先に確認し、身幅などの細部は補正で対応するのが現実的なアプローチです。コストと品質のバランスを重視するなら、イージーオーダーも有力な選択肢です。
ネットショッピングでは自分の実測値をメモしておき、商品の実寸サイズ表と照合する手順を踏むことで、サイズ失敗のリスクをかなり下げられます。特に初めて購入するブランドでは、複数サイズの実寸を比較してから選ぶと安心です。
肩幅が広いという体型の個性は、テーラードジャケットやシャツをかっこよく着こなせるという強みでもあります。自分の体型を理解した上で服を選ぶと、ファッションの楽しみ方がぐっと広がります。ぜひこの記事を参考に、自分に合ったサイズ選びを実践してみてください。

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